〜ヘルニアママの初めて育児〜

妊活、不妊治療、妊娠、出産、育児を通して、思ったことを徒然なるままに書き記します。

ママになって知ったこと。その2.

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「虐待は他人事じゃない」

 

 

ママになるまでは、

ネグレクトや虐待関連のニュースを耳にするたび、

 

「そんなことするくらいなら、なんで産んだの?」

 

と、よく思っていました。

 

 

なんの罪もない、なんの抵抗もできない子ども相手に親が攻撃することはおかしい!!

と激しく怒りを覚えていました。

 

 

でも、自分が親になってみて思うことは、

常に皮一枚の理性で踏ん張っているということ。

 

 

今でも虐待やネグレクトはいけないことだと思っています。

 

ただ、理由のわからない子どもの泣き声は

間違いなく私を不快にさせるしイライラさせる。

保健師さん曰く、泣き声には人をイライラさせる力がそもそもあるらしい。じゃないと、ベビーは疲れたママを起こしてミルクをもらえなかったりするからとのこと)

 

 

ノーテンキな旦那の発言もなかなかの割合で私をイライラさせる。笑

 

 

なかなか寝ない子どもの寝かしつけにイライラ。

 

だったらと、起きて遊ばせようとしても眠いから大泣きで私はイライラ。

 

抱っこじゃないと泣き叫ぶ子どもにイライラ。

 

パパの前やお外ではいい子ぶることにイライラ。

(こんなにいい子なのに何をママは大変ぶってるの?と思われることにイライラ。)

 

 

 

毎日子ども優先の生活で冷えたご飯は当たり前。

ゆっくり入れないお風呂、

寝相の悪い息子に蹴られ殴られ夜泣きされ連続でとれない睡眠、

ずっと泣かれながらトイレへ駆け込むしか用をたせない日々。

 

自分のしたいことなんてほぼすべて我慢。

テレビだってスマホだってゆっくり触れない。

ご飯だって座って最初から最後まで食べれない。

ベビーが寝てもいつ起きるかわからないまるで時限爆弾を抱えて過ごさなきゃいけない日中。

なんなら自分1人になれる時間すらないに等しい。

 

 

でも、ママなんだからアタリマエ!!!

 

という悪魔のワード。

 

 

子どもを欲しいと思う女性は、

菩薩にでもならなきゃいけないの?

 

 

特別でも何でもないママの生活(↑)を経験して

虐待はすべてのママの身近な問題だと知りました。

 

 

ただ、手をあげるかどうか心を傷つけるかどうかは

(ママの性格や育った環境にもよるだろうけど)

ママの心の余裕具合によって防げる問題だとも思います。

 

 

友人や実親との会話、夫の言葉かけや育児・家事参加度合い、夕飯をお惣菜で済ませるなど、わりと簡単にみえるこんなことで変わってくると思う。

 

 

親になるって、想像以上に難しいな。

 

日々ストレスフルだけど、

笑ってる息子や寝顔の息子をみてると愛しくて仕方ない。

ママの情緒は忙しいよまったく。笑